お昼ごはんについて

給食の時間の様子

毎週火・金は給食です。年長組のお母さんたちの有志による当番制で、魚肉などの動物性食品(卵や牛乳含む)や化学調味料を一切使用しないで作って頂いています。食器は家庭から持ってきてもらいます。

風の子の給食風景です。この日はご飯とみそ汁の間に4品の野菜料理(天ぷら・あえ物など)が並んでいます。配膳はバイキング方式で子どもが自分のお皿を持ってきて好きなものを好きな量だけ盛りつけます。食事の場所、時間は自分でそれぞれに決めます。

給食のメニューの一例

給食の内容についてはお問い合わせが多いので、ある日のメニューを簡単なレシピと一緒に紹介します。

まずはメニューの紹介です。

下の写真右下から、三色丼(①そぼろもどき、②たまごもどき、③ほうれん草で三色ですが、撮影したスタッフが間違えて二色丼にしてしまいました)、真ん中の上が④ポテトサラダ、⑤ごぼうとにんじんのきんぴら、ほうれん草のあえもの、左下が⑥味噌汁です。

この日は他にも⑦こんぶとしいたけのつくだ煮がありました(2枚目の写真)。

上記のメニューそれぞれの簡単なレシピを紹介します。

①三色丼のそぼろもどき

  1. 材料はソイミート(大豆ミート;下の写真)、しょうが、砂糖、みりん、しょうゆ
  2. ソイミートはそのままでは「くさくて味がない(調理のお母さん談)」そう。だから5分くらい煮てからザルにあげて臭みが取れるまで何度も冷水で洗っては絞るという作業をします。
  3. その後、上述の調味料を適量、味をみながらまぜ、フライパンで炒めます。
  4. 出来上がり。味は大人が食べれば「肉じゃない」とは気づきますが、決して臭いとは感じません。子どもはこういったメニューが出ると、帰宅してからお母さんに「今日は肉が出た!」と報告するそうです(笑)

②三色丼のたまごもどき

  1. 前日に豆腐をそのままのサイズで冷凍しておき、当日の朝、自然解凍する。
  2. 解凍した豆腐を絞って水を切り、菜種油で炒める。
  3. 炒めながらカレー粉、ケチャップ、砂糖で味を整える。
  4. 出来上がり。食べれば「卵じゃない」とわかります。カレーの味がするので。でも豆腐のような食感ではなく、卵のような食感です。

③三色丼のほうれん草のあえもの

  1. 無農薬のほうれん草を湯がきます。
  2. 煮切りみりん、しょうゆで味を整えます。
  3. 出来上がり。味付けがシンプルなわりにしっかりと味がつき、とてもおいしいです。

上記3つをごはんにかけると三色そぼろ丼の完成です。本物を使った時に比べて味が薄い(深みがない?)のは否めませんが、十分に美味しくいただけます。食べた後に材料を聞いて驚きでした。

 

④ポテトサラダ

  1. じゃがいも、にんじん、たまねぎ、豆乳マヨネーズ
  2. じゃがいも、にんじん、たまねぎは通常のポテトサラダと同じ方法で調理します。
  3. 豆乳マヨネーズは、豆乳、なたね油、酢、塩をボールに入れた後、電動の泡立て器などで混ぜ合わせます。そうすると卵を使わないマヨネーズが出来上がります。
  4. じゃがいもたちに豆乳マヨネーズを混ぜ合わせます。
  5. 出来上がり。これだけでもごはんが進む逸品です。

⑤ごぼうとにんじんのあえもの

  1. ごぼう、にんじん、ごま油、砂糖、酒、みりん、しょうゆ
  2. 上記材料を炒めながら混ぜ合わせます。
  3. 出来上がり。これは通常のきんぴらと同じ方法だと思いますが、味付けがシンプルなので素材の味がとても出ていておいしいです。

⑥味噌汁

  1. 豆腐、ねぎ、みそ(他にも余った食材を入れて作っているそうです)
  2. まず、出汁をとるのですが、カツオだしは動物性なので使えません。昆布としいたけをつけておき出汁をとります(この出汁ガラがあとでつくだ煮として利用されます)。
  3. そこに豆腐やねぎを加え、最後に味噌を加えて味と整えます。
  4. 使用する味噌は風の子の子どもたちが毎年2月に漬けている味噌を使用します。
  5. 出来上がり。子ども向けにうす味ですが栄養満点の味噌汁が毎回異なる具材で登場します。

⑦こんぶとしいたけのつくだ煮

  1. 出汁ガラのこんぶとしいたけ、ごま油、酒、しょうゆ、みりん
  2. こんぶとしいたけを千切りにして、調味料と一緒にフライパンで炒めます。
  3. 出来上がり。出汁ガラといっても侮ってはいけない味に仕上がります。

 

以上の食材は全てあいのうでお母さん方が仕入れくださっています。

お弁当

毎週月・水・木はお弁当の日です。各家庭からお弁当を持たせてください。おなかがすくと、みんな思い思いの場所でお弁当を広げます。中味は自由で給食のような縛りはありません。